千葉市学童保育連絡協議会とは

ごあいさつ(会の説明・紹介)
簡単に千葉市の子どもルーム運営と、私たち学童保育連絡協議会の活動について説明いたします。

千葉市の子どもルームの沿革
千葉市における子どもルームの始まりは、昭和41年に公設公営でスタートしました。 23まで子どもルーム数が増えた昭和47年に国の方針変更があり、公設公営での運営が打ち切られてしまいました。その後、平成12年までの間は、働く父母が自主運営で子どもルームを継続していき、それに対して市は補助金を出すという形で進められてきました。この間には、子どもをあずける父母は指導員の採用、給与計算、行事立案といった子どもルーム運営の実業務を指導員と協力してやっていく状況でした。 そういった活動の中で近隣の子どもルーム指導員と父母が情報交換を行う場として、学童保育連絡協議会が設けられました。 そのような時期がしばらく続き、国の再度の方針変更があり、平成12年度から、市が社会福祉協議会に運営を委託する公設・公営の方式に再度切り替わりました。それ以降は、1小学校区1ルーム設置を目標にして子どもルームの新設が順次進められてきました。

現在の子どもルーム運営
現在の運営は、千葉市が事業主体となって予算確保、新設、施設改修などの全体計画を行っています。子どもルームの運営は、社会福祉協議会に委託されており、指導員の採用、給与支払い、研修、子どもルームの運営全般を行っています。

私たちの活動
私達、学童保育連絡協議会は、父母と指導員の会として昭和53年(1978年ですが)に設立されました。 そこでは近隣の子どもルーム間で運営、保育方法などの情報交換、指導員の怪我などにたいする給与保障のための積み立て、子どもまつり、文化行事などのルーム交流 というような活動を行って来ました。
現在の活動は、二ヶ月に1回程度開催する幹事会運営、千葉市への要望書提出、子どもまつりが大きな柱になっています。 幹事会では参加ルーム間での情報交換と当協議会会の運営をおこないます。 要望書は利用者・指導員の立場から子どもルーム運営に対しての要望を毎年千葉市に提出しています。またそれに関連して、年に3-4回の懇談会を申し入れて、意見交換と改善要望の説明を行っています。 また、市連協子どもまつりでは、子どもの舞台発表、屋台などで一日お祭りということで、交流をおこなっています。

2つの理念
これらの主な2つの活動の基として、2つの理念あります。
1つ目は、子どもルームは放課後生活の場ということです。放課後の生活、遊びを通じて子どもたちが生き生きと過ごせるよう、また仲間同士交流できる、自分たちで考えて放課後の活動・遊びを作り出していけるように という思いがあります。
2点目は、運営の改善・安定化という考え方です。子どもルームを運営するための施設、設備、備品、指導員の知識・経験、児童の定員 といった全体を改善していこうという考え方です。
公設・公営となったから、市のほうできちんと考えて運営してくれているハズ、市への要望は必要ないのでは、という疑問を持たれる方もおられると思います。確かに、公設・公営になって、親のほうは子どもを預けやすくなったと思います。ですが、子どもたちは生き生きと子どもルームで放課後を過ごせる環境になったのかどうかというと、この点は疑問が残ります。 待機児童解消のための定員の拡大、少ない指導員で安全面を重視することからくる管理的な保育、… などの課題があります。 そんな中でも子どもたちは楽しく過ごしているのだと思いますが…。
今後を考えたとき、やはり一番大事なのは、「生活の場としての子どもルーム」ということを取り戻していくことではないかと思います。そのために一番重要になるのが、小さな子どもルームということだと思います。定員を一定数以下に抑えていくことが生活の質を保っていくために重要だと感じます。

子どもルームのまわりの人たち
私が子どもルームとかかわり始めたのは父母会の活動を通じてでしたが、そのとき、子どもルームはなかなかいいところだなぁと思いました。放課後かえって、一人で過ごすのではなく、仲間と過ごす、また遊びもゲームなどではなく、いろいろな種類の遊びができるといったところです。
また、同時に子どもルームの重要性についても感じました。日々の経済状況が厳しくなる中、これからますます共働きの家庭や一人親の家庭が増えてくるだろうと思いました、また、親だけで子育てすることの大変さといったことを考えたときに子どもルームはいろんな可能性がある、いい位置にあるんだろうなぁというようなことを考えたことを思い出します。
子どもルームのまわりの人たちを考えると、やはりいろんな方がいます。共働きでバリバリ忙しくはたらいている方もいれば、パートで働きに出ている方、一人で子育てしている方、指導員についても、子どもルームの指導について深い思いをもって指導にあたっていただいている方から、お金を稼ぐためにパートとして割り切ってされている方、いろいろなベースの人がいます。
そういういろいろなベースの方がいても、子どもルームをよくしていきたいという点は同じだと思いますので、当事者・利用者の視点から要望を出し、市と懇談できるとよいと思います。 要望が伝えられないと、市、社会福祉協議会のほうでも、予算、運営のしやすさ といった視点からの運営の方向が決まってきてしまうことがあります。 市、社協の方と接する中で、できる範囲で精一杯やっていただいていることは感じますが、彼らはいろいろな制約の中で働かないといけないという状況があります。 そういった中では、利用者、子どもルーム現場からの声というのがやはり重要なんだろうと思います。それがなければ、彼らは上からの指示に従って事業計画をつくらざるを得ないのです。

忙しい時勢になってきて、運営も難しくなってきましたが、これまで脈々をつづいてきた、市連協の活動、市との懇談のチャネルといったものを継続していけたらよいなぁと思います。